Finder でスペースキーを押しても、Markdown が素のテキストで出てくる
Finder でファイルを選んでスペースキーを押せば中身が見られる、というのは Mac の便利な習慣です。ところが .md ファイルでは、見出しや表の記号がそのまま並んだ素のテキストが出てきます。この記事は、その理由と、スペースキーのまま読めるようにする方法です。
なぜ素のテキストになるのか
Finder のプレビュー(QuickLook)は、ファイルの種類ごとに描き方を知っています。画像や PDF は描けますが、Markdown は「テキストファイル」として扱われ、# や | や - の並びがそのまま表示されます。Mermaid の図を ```mermaid のコードブロックで書いたものも同じで、図にはならずコードの文字が見えるだけです。
読むためだけに開く場面は多くあります。AI が生成した設計書、ダウンロードした README、手元のメモ。そのたびにエディタやブラウザを起動するのは遠回りです。
スペースキーのまま読めるようにする
QuickLook は拡張を差し込める仕組みになっていて、befold はその拡張を同梱しています。入れたあとは、Finder で .md や .mmd を選んでスペースキーを押すだけで、描画された状態で表示されます。
- befold をダウンロードして、アプリケーションフォルダーに置く
- Finder で
.md/.mmdファイルを選び、スペースキーを押す
見出し・表・コードブロックは整形され、Mermaid の図は図として描かれます。アプリのウィンドウは開きません。
知っておくとよいこと
- QuickLook で描画するのは選んだファイル 1 つだけです。同じフォルダーにある画像など、ほかのファイルは読めません。相対パスで参照した画像は、QuickLook では表示されないことがあります。
- 大きなテキストファイルは 2MB までです。それを超えるものは、アプリで開いてください。
- 読むための道具で、編集はできません。
機能の全体は機能一覧にまとめてあります。
befold を使ってみる
macOS 14 (Sonoma) 以降が必要です。無料で使えます。